「英語を勉強しようとしても何から勉強したらいいかわからない」
「いきなり人としゃべるのは怖いから、まずは独学で英語を勉強しよう」
と思っていらっしゃる方もいると思います。
今回はそんな方々のために、
独学で英語を学ぶときに最初に身に付けるべきことを3つ
紹介したいと思います!
この記事を読むことで、独学の最初のステップが明確になり、
自信をもって学習をスタートできるはずです。
英語の基礎としてこの3つを身に付ければ
今後の学習がよりスムーズに進んでいくでしょう!
そして気の利いたことは言えないかもしれないけど、
伝えたいことを伝えることができるようになります!
ぜひ最後まで読んで、あなたの英語学習の第一歩を踏み出してみてください!
【筆者プロフィール紹介】
四年制大学を卒業後、ホテルマンとしてフロント勤務。
それまで海外など意識をしたこともなかったが、
ホテルマンの同僚を見て海外に住んでみたい!
と思い、英語の学習を始める。
コロナが落ち着いてからしばらくした2023年に
デンマークにワーキングホリデーを使って一年間滞在。
その後、日本へ帰国し現在は会社員働いているが、
再度海外へ行こうと英語を勉強中。
目次
- 最初に身に付けるべき3つのこと
1-1 単語
1-2 発音記号
1-3 文構造
- 独学にオススメの勉強法
2-1 瞬間英作文
2-2 Podcast
2-3 多読
3.まとめ
最初に身に付けるべき3つのこと
独学で英語を学習するにあたって
最初は何からすれば良いか迷う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は一番最初に身に付けておくべき非常に重要な要素を3つ、
ご紹介いたします。
私が思う、独学で英語を学ぶときに最初に身に付けるべきことは以下の3つです。
①単語
②発音記号
③文構造
それでは順に詳しくご説明をいたします。
1-1 単語
最初に身に付けることの一つ目は「単語」です!
英単語に関して、私は大学受験の時の遺産がありまして、
社会人になってから再度英語を勉強したり、
ビザの申請などで実際に使う際に
「この単語、受験の時に見たな」
と思うことが非常に多いです。
私がなぜ英単語が重要だという最も大きな理由の一つは、
語彙力が英語を学ぶ上での効率に直結するからです。
私がTOEICの勉強を始めたてのころは、
リーディングセクションの問題で1文(≠1問)につき
知らない単語が1つ出てくるし、
語彙を問われる問題では選択肢の4つとも知らない…
なんてことがありました。
そのように知らない単語が出ると調べなければならず
本来その問題が問うている文法知識が身につかない。。。
ということは多々あります。
このように英語を学ぶ際に知らない単語が出てきてしまうと
その単語を調べる時間ができてしまいますよね?
その時間や行為がノイズになってしまうんです。
そうすると本来学習したかったことだけを学ぶよりも
効率が悪くなってしまいます。
だから最低限の単語の知識は英語を独学で学ぶ上で非常に大切なのです。
英語を独学で学ぼうという人は
まず中学・高校の英単語をマスターするのがよいでしょう。
私自身、デンマークのワーホリの申請やヨーロッパへの入国審査などを
それくらいの語彙力の時にしましたが、
特に単語の意味自体を調べることなく一人で行うことができました!
中・高の英単語をマスターすれば
ガイドさんなしでの海外旅行への扉が大きく開きますよ!
1-2 発音記号
2つ目は「発音記号」です!
発音記号とはその単語の正しい発音を記号化したものです。
中学校や高校でやるところもあるみたいですが
私は全く記憶になく、社会人になってから学びました!
発音記号をしっかりと身に付けておくことをオススメする理由は
頭の中で再生される英文が劇的に変わるからです。
英語を独学するうえで非常に大きなウェイトを占めるのが
リスニングとリーディングそして音読だと思います。
発音記号を身に付ければ、リスニング力が向上するのは想像に難くないでしょう。
リーディングに関しては英文を読むとき、
頭の中で英文が音として再生されていると思います。
発音記号を学ぶことでその音が正しい英語の発音に近づきます。
そうすると、自然と英文を読むのが早くなります。
また単語を辞書で引いた際に正しい発音ができるようになりますし
初めて見る単語でも「こんな発音かな?」
と推測して読むことができるようになります。
発音記号を学ぶ上でオススメの参考書は、
「英語耳 発音ができるとリスニングができる」(著:松澤 喜好 出版:アスキー出版社)です。
発音記号を網羅しつつその後の勉強法や音声変化についても書かれていて
発音記号やスピーキングの基礎を学ぶ上で
とてもよい本となっているのでオススメです!
1-3 文構造
最後になる3つ目は「文構造」です!
「第1文型はSVで~、第2文型はSVCで~」
というあれです。
これも受験生時代の遺産になるのですが、
予備校の先生が大切だからと非常に丁寧に説明してくれたことを覚えています。
文構造を学ぶべき理由は、単語と同じなのですが
こちらも英語を学ぶ上で知らないと効率が格段に落ちてしまうからです。
文構造は英語の文章の基本であり
解説書などの英文はほとんどが5文型になっています。
また英文法の本などでは大体最初のほうに書いてあります。
問題集の答えや英文解釈の解説文にも
「~~までがS(主語)のかたまりで~」などと
知っていることが前提になります。
また英作文をする際にも、最初は5文型に沿った文章を作ることで、
読み手・聞き手に最低限のことを伝える英文ができます!
文構造を学ぶ際には5文型と主語になれる品詞は何か
まで学習するようにしましょう!
そうすれば英語の解説書などでその単元で学ぶべきことがよりクリアになりますよ!
いかがでしたか?
私がオススメしたい独学で英語を学ぶ時に最初に身に付けるべきことは以上の
「単語」・「発音記号」・「文構造」
の3つになります。
これらは私を学習面でも、生活面でも非常に大きな助けとなってくれました。
これらの3つは独学でも習得が可能なので
ぜひ最初に勉強してみてください!
独学にオススメの勉強法
ここからは頭で覚えた(or理解した)上記の3つを、体にしみこませるためのオススメの勉強法と教材をいくつかご紹介します!
オススメの勉強法は以下の3つです。
①瞬間英作文
②ディクテーション
③多読
それでは順に詳しくご説明いたします。
2-1 瞬間英作文
1つ目は「瞬間英作文」です。
日本語を見て(聞いて)すぐに英語に変換するトレーニングです。
ただ、初めての方には、
日本語を見てから時間を決めずに英語にしてみる→あっているか確認をする
ということをある程度の文章の数を行ってから
同じ文章で瞬間英作文をするという流れがよいと思います。
瞬間英作文をする際にオススメの本は
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」(著:森沢 洋介 出版:ペレ出版)です。
テーマごとに分かれており、1ページ内の英文の数もそんなに多くありません。
また各文章は中学校の英語の範囲内で書かれていますので、
上記3つの総まとめとして非常にオススメできる書籍です!
また最近はアプリやYoutubeなどでも瞬間英作文の題材があるそうなので
自分に合った物を探してみるのもいいかもしれませんね。
2-2 ディクテーション
2つ目にオススメの勉強法は「ディクテーション」です!
ディクテーションとは
英語を聞いてそれがどんな文章であるかを正確に再現する勉強方法です。
最初は聞こえた英語を書き出してみてください。
1回で完璧な文章にはならないと思います。
また間違いもたくさんあるでしょう。
しかしそれでいいのです。
2回目、3回目と聞いていくうちに完璧な文章に近づいていきます!
また文構造を理解しておくと
聞き取れなかった部分にどんな品詞が来るのかを推測することができ
予想を立てて2回目、3回目を聞くことができます。
3回以上聞いてもわからない部分がある場合は
文章を見てなぜわからなかったのかを考えましょう!
ディクテーションの際に私が一番最初に使ったのは
「15時間で速習 英語耳」(著:松澤 喜好 出版:アスキー出版社)
という本で、発音記号の際にオススメした本の著者さんが書いた本になります。
いきなりシャドーイングというのは私にはかなり難易度が高かったので、
最初はディクテーションとその後の音読を徹底的にやりました。
2-3 多読
3つ目は「多読」です。
たくさん英語を読みましょう!
最初は英語で書かれた絵本であったり
短くて簡単な文章がいいでしょう。
絵本であればおそらくお住まいの地域の図書館で
借りることができると思いますし
ネットであれば「News in Levels」というサイトや
「Breaking News English」というサイトもオススメです。
世界のニュースをレベル毎や内容などで検索し、手軽に読むことができます!
3.まとめ
以上が私がオススメする
英語を独学で学ぼうとする人が最初に身に付けるべき3つの知識です!
①単語
②発音記号
③文構造
そして3つをより使いこなすためにオススメの勉強方法は下記の3つになります。
①瞬間英作文
②ディクテーション
③多読
単語・文構造の知識は数年のブランクがありながらも忘れなかったものです。
そして社会人になってから学んだ発音記号は
私の英語学習の効率を大きく上げてくれました。
今の私の口から出る英語はこの3つが骨格となっております。
それほど大事だと思っているので
今回この3つを紹介させていただきました。
英語はいきなり話せるようにはなりません。千里の道も一歩から。
最初は苦しい道だと思います。
私もそうでした。
だけれどもくじけそうになった時は
英語を使いこなす自分を夢に描いて頑張っていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました!
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